買い物リストの記憶にも
「頭出し」は効果あり

「頭出し記憶法」の効果は、理解できましたでしょうか?

 これは暮らしのなかでも、おおいに役立ちます。

 たとえば、こんな経験はありませんか?

奥さん:「帰りに駅前のスーパーで買ってきてほしいものがあるの」

あなた:「なにを?」

奥さん:「ほうれん草、れんこん、だいず、ガーリック、まいたけ、けんちん汁の素をお願い!」

 日常的によく耳にする会話ですね。このように、脈絡もなく羅列された品名を、覚えなければならないときがあります。

 何度も確認して、覚えたつもりが、買い忘れてしまうこともしばしば……。帰宅すると、「4つしか買ってきてないじゃない!」と奥さんに責められるのがオチです。

 こんな小さな夫婦ゲンカを避ける方法が「頭出し記憶法」なのです。

ほ(ほうれん草)

れ(れんこん)

た(だいず)

が(ガーリック)

ま(まいたけ)

け(けんちん汁の素)

 奥さんが頼んだ品物の頭文字を続けて読んでみると、「ほれたがまけ」になるではありませんか! これで、何十年も前の、ほろ苦い思い出にひたれるとともに、頼まれごとにもパーフェクトに応えられるわけです。

 なんて、この例は、私が冗談まじりにつくったものですが、「頭出し記憶法」は、夫婦円満の秘策など、暮らしのあらゆる部分で、十分に役立ってくれることでしょう。