図解 10歳若返る!簡単に頭を鍛える法
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覚えた直後に復習するよりも、ある程度時間を置いたほうが記憶は定着しやすいということを、体験的になんとなく実感している人も少なくないと思います。では、具体的にどの程度時間を置くのが効果的なのか? 新著『図解 10歳若返る!簡単に頭を鍛える法』を上梓した能力開発コンサルタントの高島徹治氏が、記憶定着のノウハウをお教えします。

「覚える→忘れる→覚える」の
繰り返しこそが記憶を強化する

 人間は、忘れるから覚えるのです――。

 ちょっと唐突だったでしょうか。この言葉の意味をわかりやすく説明しましょう。

 この言葉は、「一度覚えたことが、いったん記憶から薄れかける。そのときに再び覚えると、記憶はシッカリと定着する」という意味です。

 忘れないで覚えていられる人は、よほどの天才的な記憶力を持っている人だけ。

 そうでない私たちには、「覚える→忘れる→覚える……」という繰り返しこそが、記憶力強化に欠かせません。

 こんな実験があります。

 50人のビジネスパーソンに、無意味な10個の単語を記憶してもらい、2日後にどれだけ覚えているかをテストしました。すると、復習しなかったグループは8割以上を忘れていました。覚えていた単語は2割足らずでした。