【ワシントン】ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が実施した月次エコノミスト調査では、米連邦最低賃金の引き上げは比較的小幅であっても雇用に悪影響を及ぼすとの見方が示された。  エコノミスト全体の約3分の1は、現行7.25ドルの連邦最低時給を7.25ドル超〜10ドル未満の範囲に引き上げれば、雇用喪失につながると回答した。雇用喪失を招く最低時給水準としては、26%前後が10.01〜13.00ドル、12%が13.01〜15.00ドル、28%が15ドル超との見方を示した。  最低賃金を支持するエコノミストの間で、適切と考える平均時給水準は10.83ドルだった。