自称社会主義者のバーニー・サンダース上院議員は、一部で「ミリオネア(百万長者)」とからかわれている。妻との合計所得が複数年にわたって年間100万ドル(約1億1200万円)超となったことが、納税申告書で明らかになったからだ。同志よ、百万長者ではないミリオネアのクラブにようこそ。以下は、所得の変動性と高い限界税率に関する寓話(ぐうわ)である。バーモント州選出のサンダース氏は15日、直近何年かの納税申告書を提出し、同様の行動を取った民主党大統領候補者の列に加わった。申告書によると、昨年のサンダース氏と妻の調整後総所得は56万1293ドルで、2016、17両年はともに100万ドル以上だった。同氏はこの日開催されたFOXニュース主催のタウンホールで、この思いがけない大金について質問され、「ミリオネア」の部分に指で引用のジェスチェーを付けながら「私はミリオネアだ」と応じ、さらに「私たちの今回の所得は56万ドルだが」と付け加えた。
【社説】サンダース氏が「富裕層」だと問題か?
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