【ワシントン】ドナルド・トランプ米大統領の一族が経営するトランプ・オーガニゼーションは22日、下院監視・政府改革委員会が要求している8年分にわたるトランプ氏の納税申告書の提出を阻止するため、同委員会のイライジャ・カミングス委員長(民主、メリーランド州)および会計会社マザーを相手取り訴えを起こした。  トランプ・オーガニゼーションの弁護士は、カミングス氏がマザーに対し召喚状を出して納税申告書を要求しているのは「原告の機密情報を流出させる恐れがあり、正当な立法目的を欠いている」と主張している。