睡眠に深くかかわる生活習慣についても見ていこう。4つの職業すべてで、湯船につかる習慣があまりなく、汗をかく習慣が少ない傾向が強いことがわかった。また、睡眠のリズムに悪影響を与えるといわれるスマホの「ブルーライト対策」への意識も、「ガソリンスタンドスタッフ」「運転手」「飲食店店長」の3つで低い。

 そして、「ガソリンスタンドスタッフ」「運転手」では喫煙習慣、深酒が多い傾向があり、「歯科医師」「飲食店店長」では日中の太陽の光を浴びることが少ないことがわかった。女性の場合は、長時間労働とこうした生活行動が、睡眠時間の短さにつながっているようだ。

平均睡眠時間は平日6~7時間
5時間未満は男性20.5%、女性14.5%

 ここまで睡眠不足が多い職業の特徴を挙げてきたが、同調査では全国の20~60代男女の睡眠に関する様々なデータも集計している。

 まず、平均睡眠時間だ。男女ともに平日は6~7時間、休日は6~8時間が多く、3割前後は理想の睡眠時間といわれる7時間を確保できている。一方で、5時間未満しか睡眠時間が取れていない人は、平日で男性20.5%、女性14.5%。休日でも男性14.6%、女性9.7%が十分な睡眠時間を確保できていないようだ。