米投資会社バークシャー・ハザウェイは「大き過ぎてつぶせない」かもしれないが、成功するにも大きくなり過ぎているようだ。著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いるバークシャーはスリムな経営構造、巨額の軍資金、伝説的なリーダーによるかじ取りで「米国株式会社」で独特な位置を占めている。バフェット氏が先ごろ独立系石油会社アナダルコ・ペトロリアムの買収を目指すオキシデンタル・ペトロリアムに100億ドル(約1兆1000億円)の出資を約束したことはバークシャーの真骨頂といえるだろう。バフェット氏は4日、「資本家のウッドストック」と呼ばれるバークシャー年次株主総会で、とある週末にオキシデンタルへの支援で合意したと説明した。
バフェット流の投資手腕、バークシャーに不可欠
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