(1)「夫婦別財布」でお金の使い方が夫婦でバラバラだった
(2)家計が赤字なのに、税優遇や非課税だからと無理をして投資を始めた
(3)教育費にお金をかけ過ぎて老後資金がなくなってしまった

 斎藤さんの場合は、(2)と(3)に当てはまりますが、いずれも良かれと思って取り組んだもののその手段を間違えてしまい、結果的に失敗してしまったということばかりです。このように、残念なお金の使い方をする人は実に多いのです。

 今回は斎藤家の例を取り上げ、家計改善のヒントを探ってみましたが、このような残念な家庭の例を集めた本を平成の終わり(4月22日)に出版いたしました。その名も『となりの家(うち)のざんねんなお金の話』(あさ出版刊)です。

 この本は、ダイヤモンド・オンラインの連載「“残念サラリーマン”のお金相談所」の内容を再編集したものに、「お金を増やす13のステップ」など、原稿を大幅に追加してまとめたものです。ご興味のある方は書店やネットで探してみてください。

「人が何につまづいて、お金を増やせないでいるのか」を知ることは、将来のためにお金を増やす近道だと思います。皆さんには、ぜひこの本を読んでいただき、令和の時代に同じ轍を踏まないよう、そして着実に貯蓄を増やせる家庭になっていただきたいと思います。