グーグルは最新の基本ソフト(OS)をより多くのユーザーに届けるという点では進歩がみられる。ただ、投資家にとっては依然、これがどのくらいの価値をもたらすかを知るすべがない。アルファベット傘下のグーグルは7日の年次開発者会議でモバイル端末向け基本ソフト(OS)「アンドロイド」の最新バージョンを公開した。併せて、アンドロイド搭載スマートフォン「Pixel(ピクセル)3」の新機種も発表した。これは従来機種の約半分の価格となる。新型スマホも新OS「アンドロイドQ」もすでに入手可能だ。さらにグーグルは12社のメーカーが発売する20種類の端末に新OSが即座に搭載されると述べた。昨年リリースされたOS「アンドロイド・パイ」に比べておよそ2倍に拡大した。
グーグル最新スマホ、中核事業への貢献は謎のまま
最新版アンドロイドがより迅速に届くものの、その価値は不明
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