新時代「令和」で
最高のスタートダッシュを決めるカギ

 2回にわたって、令和元年「山の八白」の一年を、どう具体的に行動すれば豊かで明るい年にできるのかをお伝えしました。

 八白の年は「静」と「動」が入り乱れる年です。
 基本は、今あることを継続していき、仲間との協力を意識しながらアレンジを加えて、成長を促すのがベストです。

 しかし、それがどうやってもうまくいかない、時代に合わないと判断したのであれば、それは革命のときです。

 やっていることをスパッとやめてもよいでしょう。
 時代にマッチした、もしくは先取りした新しいことを、あなたがイノベーターとして進めていってみてください。きっと、道は開けます。

 そして、しつこいようですが……
 甘い誘惑や話にはのらないでくださいね。
 うますぎる話には、棘(とげ)があることが多い一年です。
 もし、その話がどうしても気になるようでしたら、第三者に必ず相談してから動きましょう。なるべく、その道に詳しい方がいいでしょう。

 最後に、「信仰心」を忘れずに。

 時間軸を超えて、すべてに感謝の気持ちを持つことこそが、新時代「令和」にて、最高のスタートダッシュを決めるカギとなります。ぜひ、実行してみてくださいね。

中野 博(Hiroshi Nakano)
信和義塾大學校創設者兼塾長、経営コンサルタント
早稲田大学商学部卒業。ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院ブランディング実践講座エグゼグティブコースを修める。ハーバードビジネススクールでは経営学を学ぶ(いずれも短期集中型の経営者クラス)。1992年、地球サミットに国連認定ジャーナリストとして参加したことを契機に環境ジャーナリストとして活動。1997年の地球温暖化防止京都会議を機に、株式会社エコライフ研究所設立。環境ジャーナリストとしての取材・分析力と経営コンサルタントとしての提案力をベースに、800社以上を環境ビジネスに参入させ成果を挙げる。その傍ら、住宅、環境を軸にした本を多数出版(本書が30冊目)。講演依頼も多く、国内外で2000回以上の実績。2005年、教育研修会社の株式会社ゴクーを設立。1万人のサンプリングを体系化した『9code(ナインコード)』をもとに、信和義塾大學校で指導にあたるほか、企業や各種組織で『9code』を利用したコンサルティングや人材活用研修も多い。現在、信和義塾大學校は、世界6ヵ国20都市以上にあり、塾生は700名超。