サウジアラビアの石油タンカー2隻を含む商船4隻が12日にホルムズ海峡近くで攻撃された事件で、イランが関与した可能性が高いことが米国の初期の調査で分かった。米当局者が明らかにした。イランの関与が確認されれば、ペルシャ湾の軍事的な緊張が一段と高まるとみられる。  最終的な結論には至っていないが、今回の攻撃で国家当局者がイランの関与を示唆したのは初めて。ただ匿名を希望したこの当局者は、どのような情報が今回の評価につながったのか、米国がどのように対応するのかについて詳細は明らかにしなかった。  米国は先週、空母打撃群や複数の爆撃機をペルシャ湾に派遣したと明らかにした。