ウーバーの自動運転
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安全に自動運転を導入するためには
どのようなステップを踏めばいいのか

 クルマの自動運転時代はすぐそこまで来ている、といわれる。だが、「自動運転実験車が事故を起こした」というニュースが流れるたびに、“まだ完全自動運転化は時期尚早”という雰囲気になる。TUオートモーティブという自動車関連のリサーチ会社によると、米国でも国民の70%がまだ自動運転に懐疑的だという。

 安全に自動運転を導入するためには、どのようなステップを踏めばいいのか。自動運転に移行するプロセスをサポートする企業がオレゴン州に登場した。社名はデザイネーテッド・ドライバーといい、人間が自動運転車両をモニターし、何か問題が起きたときにリモートで車両をコントロールして対応する、というサービスを提供する。

 サービスの具体的な手順は――まず、自動運転車両に同社が開発したハードウエアとソフトウエアのキットを設置する。これが緊急時にオペレーターとコンタクトをとるシステムであり、通報を受けたオペレーターが車両をモニターし、コントロールするためのユニットになる。

 モニター側は操作用ステーションを設置する。このステーションは6面のスクリーンから成り、自動運転車両に搭載されたカメラの映像をモニターする。このシステムには遠隔操作用ステアリングが含まれており、緊急時にオペレーターが車両を操作できる。