「高配当ランキング」で
下値不安の少ない利回り株を見つける

 いまや、銀行や郵便局で預貯金をしても、利率はほぼ0%。これでは手数料が掛からない貸金庫のようなものだ。株式は価格が変動するから、同列に論じることはできないが、株式において預貯金の利率に相当するのが、配当利回りである。

 これは、株式を購入し保有することで、株式を発行する会社から受け取る配当金額を、株式の購入金額で割ったものである。 東京証券取引所1部上場企業の予想配当利回りの平均は約2%。預貯金の利率よりずっと高い。利回りだけに着目すれば、預貯金をするよりも利回りの高い株式を購入した方が大きな収益を得ることができる。

 現在の上場企業3700社強のうち、予想配当利回りが2%を超える企業は1900社弱、3%を超える企業は全体の約4分の1に当たる960社強。4%超の企業も10分の1の360社前後ある。

 ただ、株価が大きく下落してしまうと配当金を受け取ってもトータルでは損となってしまう。できるだけ株価が下落する可能性が小さい、または下落してもその幅が小さくて済む銘柄を抽出して作成したのが、 ~のランキング表(抜粋)だ。

 直近の決算期が増益かつ今期予想が増収増益、PER(株価収益率)が東証1部平均(5月10日時点で13・6倍)以下、今期の1株当たり予想配当金を1株当たり予想純利益で割って求める配当性向が100%未満などの条件で、予想配当利回りの高い順に掲載している。