もう少しハードルが低くてよさそうなのが、GMOあおぞらネット銀行。最低ステージ「1テックま君」でもキャッシュバック率は0.6%。その上の「2テックま君」に上がると0.8%となるのだが、その条件は「円預金残高30万円」もしくは「外貨普通預金残高1万円以上」または「Visaデビットご利用額1万円以上」、または「30歳未満」と割と楽に達成できそうだ。ただし、その上の1%まで率を上げる(「3テックま君」)には「円預金残高が300万円以上」必要となり、他にも条件が付くので、実際には0.8%が妥当な数字といえそうだ。ちなみに最高ランクの「4テックま君」になるとキャッシュバック率は1.5%となる。

 いずれにしても、外貨運用を含めて資産を集中してくれる客にはサービスが大きいというスタンスの2行だ。

 次に、ポイントで還元してくれるタイプを見ていこう。

ゴールドやプラチナカードも
登場したデビットカード

 ポイントでの還元は、住信SBIネット銀行、セブン銀行、イオン銀行、楽天銀行など。特にセブン銀行と楽天銀行は、自社サービスとの連携で高還元率を叩き出している。

 セブン銀行は、nanaco一体型もしくはnanaco紐付け型のJCBブランドデビットカードで、利用金額の0.5~1.5%をnanacoポイントで還元する。特にセブンーイレブンでの利用は1.5%、セブン&アイグループでは1%と高め。電子マネーnanacoは使える場所も多いので、ほぼ現金キャッシュバックといってもいい。

 楽天銀行はもちろん楽天スーパーポイントでの還元。100円に付き1ポイントが付与され、そのポイントを1ポイント1円として残高にチャージできる。条件なしの1%還元は大盤振る舞いだ。ただし、預金残高への払い出しはできないので、あくまで使うためのバックという意味では先ほどのnanaco還元と同様だ。

 流通系ではイオン銀行も、対象となるイオングループ内での利用なら200円に付き2ポイント還元。イオン店舗などでの支払いが5%オフになる「お客さま感謝デー」(毎月20日・30日)や、ポイントが2倍になる「ときめきポイントデー」(毎月10日)などの特典は、キャッシュカード・WAONカードとの一体型クレジットカード「イオンカードセレクト」と同じ。

 住信SBIネット銀行は、VISAとMastercardが選べる「ミライノデビット」。こちらはブランドによって付与率が異なる。VISAは0.6%、Mastercardは通常カードが0.8%。どちらも、現金またはJALのマイルに交換できるスマプロポイントが貯まる。現金に交換するには500ポイントが必要だが、ポイントの有効期間は付与の翌々年度の3月までなので、0.6%還元でも年8万4000円使えば翌年には交換可能だ。