米国とイランの緊張が高まる中、ドナルド・トランプ米政権は中東に米兵を追加派遣し、中東地域の同盟国へ向けた巨額の武器販売を急ぐ見通しだ。複数の米当局者や計画を知る関係者が明らかにした。パトリック・シャナハン国防長官代行は23日、国防総省は米兵の追加派遣を望むと述べたが、具体的な人数や任務については明らかにしなかった。イラクやアフガニスタン、シリアには現在、計2万人以上の米軍関係者が駐留しており、先日の空母や爆撃部隊の派遣でさらに数千人の増派となっている。シャナハン氏はこの日、追加派遣案を協議するホワイトハウス幹部との会議を前に、記者団に見解を示した。会議にはジョー・ダンフォード統合参謀本部議長も出席する予定。国防総省からコメントは得られていないものの、複数の米軍関係者によると、5000〜1万人の増派になる可能性がある。
トランプ政権、中東に追加派兵を検討 対イランで
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