ブロードウェイではブームが続いている。業界団体のブロードウェイ・リーグの28日発表によると、2018-19年度(5月26日まで)の興行収入は前年度比10.3%増の18億3000万ドル(約2000億円)となり、過去の記録を更新した。同年度には、既存の楽曲を使った「エイント・トゥー・プラウド」や小説を基にした「アラバマ物語」といった新たなヒット作が生まれた。観客数は1380万人から1480万人に増加し、やはり新記録となった。新作もブロードウェイの利益に貢献したが、特に目立ったのはロングラン作品だ。冬の休暇シーズンに400万ドルの週間興収を記録した「ハミルトン」やディズニーがプロデュースした「ライオンキング」「アラジン」が好調だった。