マッキンゼー・グローバル・インスティテュート(MGI)が4日公表したオートメーション(自動化)に関する研究報告書によると、テクノロジーの発展により、2030年までに世界で1億人超の女性が転職を迫られる可能性がある。これまでは自動化で最も打撃を受けるのは、製造業に従事する男性だとされてきたが、今回の報告書では、男女問わず、ほぼ均等に影響が出ることが示された。MGIのフェローで、今回の報告書の共同著者でもあるメカラ・クリシュナン氏はインタビューで、「オートメーションの新たな波は、製造業やロボットにとどまらない」と指摘。「自動化が役割を果たすと見られるセクターや職業はさまざまで、女性も男性と同じくらい影響を受ける可能性がある」と述べた。
自動化の波、世界で1億人超の女性に転職迫る?
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