――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  米ライドシェア最大手ウーバーテクノロジーズは、顧客を「ディスる」ことで暗黒郷へと向かっている。一部の顧客によれば。  ウーバーは先週、米国とカナダで、評価が「平均を著しく下回る」顧客の乗車を禁じる方針を明らかにした。ウーバー自体も幹部による問題行為やセクハラ、差別疑惑に絡みスキャンダルに見舞われていた。同社は、運転手は長らく、最低評価を満たすよう義務づけられていると指摘。「尊重は双方行」であるべきとし、顧客にも基準を設けると説明した。