「機械は得意じゃない」と言って最新のオフィス機器の使い方を学ぼうとしない人はどこの職場にもいる。職場のテクノロジー機器が進化し、新しいツールに抵抗する消極派とすぐに受け入れる積極派の間で緊張が生じている。消極派が一人いるだけでチーム全体の仕事に影響しかねない。しかしこうした人達に最新機器を使ってもらうために必要なのは心理的障害を理解すること、新たなテクノロジーの利点を理解できるよう支援すること、使い方を学ぶ時間を十分に与えることだ。弁護士のポール・キャノン氏はテキサス州ヒューストンの自身の法律事務所で使っていた時代遅れのソフトウエアを新しいソフトと交換しようとしたところ、一部の職員の抵抗に遭い、驚いたという。