さらに、詳細を見ると、同期・同級生と同じくらい、「後輩」への情報交換が多いことがわかる。就活生としては「先輩」にあたる立場から、後輩への情報提供は昔から就活の伝統のようなものだ。

 また、調査で得た大量の生声からは、特筆すべき特徴として、「理系の研究室」での会話の多さがある。ゼミ生同士で就活進捗の交換会を設けたり、先輩・教授も交えて助言を求めたりと、文系と比べて実験などで長い時間をともに過ごす理系の研究室は、まさに「口コミの坩堝(るつぼ)」と化している様子がうかがえる。

 また、LINEやTwitterといったSNSを通じた情報交換・情報発信も多い。インターンを通じて知り合った学生同士のLINE交換が日常茶飯事となった今、継続的な情報交換相手としての「就活を通じた知人」のパイも広がっていることがうかがえる。