トランプ大統領が6月18日夜(日本時間19日午前)のフロリダ州オーランドで行われた選挙集会で、2020年大統領選での再選を目指して正式に立候補を表明した。
演説では16年大統領選の「米国を再び偉大にする」という公約は「やってのけた」と強調。引き続き中国との貿易不均衡是正や「国境の壁」建設による移民排斥を訴えた。
「自国第一」のトランプ流が、この3年余り、世界を混乱させてきたが、民主党の候補者が乱立している現状の下では、「再選」の可能性は十分にあり得る。
「最強国の保護主義」
ブロック経済化もたらす
この間のトランプ大統領の行動を見ていると、際立つのは貿易政策の強引さだ。