米国の求人件数が過去最高水準にまで増え、企業が人材確保に苦戦する中、米大統領経済諮問委員会(CEA)によると、連邦政府が提供する職業訓練プログラムは機能していない。CEAのトーマス・フィリップソン氏はウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビューで、「政府の職業訓練プログラムはおおむね効果がなく、コストを正当化できるほど労働者に十分な恩恵をもたらしていない」とした。CEAが24日に発表したリポートによれば、プログラムのほとんどからは正確な評価ができるデータが得られなかったが、それが可能だった部分については期待された成果が挙げられていなかった。ホワイトハウスは2017年度、9つの政府機関を通し1000万人以上を対象に40以上の職業訓練プログラムを提供していた。
米政府の職業訓練プログラム、「ほぼ効果なし」=経済諮問委
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