人は「自分の話を聞いてくれる人」に好感を抱きます。話を聞いてくれるということは、自分のことを認めてくれているということ。だからその人を好きになるのです。新著『できる人は、3分話せば好かれる』を出版した営業コンサルタントの浅川智仁氏が、人の心をつかんで離さない、相手に好かれる接し方のノウハウを教授します。
相手が質問してきたら、
「ありがとう」で返す
話をしていて、相手が質問をしてくれたら、それについて答える前に、まず「ありがとう」とお礼を言ってください。
相手から、わざわざ質問をしてくれたのですから。
「ところで○○さんは、何が好物なんですか?」
「ありがとうございます。炙りチャーシュー入り味噌ラーメンです」
というように。返答の枕詞は「ありがとうございます」です。
それから、相手の質問自体を褒める。これもテッパンです。
そもそも、質問をすること自体、勇気が要ることなんですよね。
小学校の低学年の頃は、先生が「質問のある人」と言うと、みんなが「はーい!」と手を上げていたけれど、小学4年生以降になると、「下手に質問すると、バカにされるんじゃないか?」なんて、余計なことを考えるようになって質問しなくなる。