女子の天敵「臭すぎる営業マン」はスメハラ研修で生まれ変わったか
体臭や不衛生な臭いだけでなく、最近では強い香りの柔軟剤や香水などに悩まされている人も多いようです(写真はイメージです) Photo:PIXTA

臭すぎる営業マンの隣席にいるオシャレ女子は、再三彼の身なりを注意するものの、改善されないため悩んでいた。その後、客からクレームが入ったため、今度は彼女の上司が人事部に相談したところ、講師を招いてスメハラ研修を実施することに…。臭すぎる営業マンに変化はあったのか?(特定社会保険労務士 石川弘子)

R社 概要
都内にある従業員150名ほどの専門商社。女性社員は全体の3割ほど。特殊な商品を扱っているが、ニッチな需要があり、業績は上向き。

登場人物
大田聡美:20代後半の女性社員。仕事はテキパキと行い、趣味のフラワーアレンジメントもプロ級の腕前。何事にも全力投球のオシャレ女子。
下山光男:20代後半の男性営業社員。仕事は普通レベルだが、見た目がだらしなく、身だしなみに気を使わないので、客からも苦情が…。
上田課長:30代後半の男性営業課長。お酒が大好きでノリが良く、客からの評判がいい。妻と小学生の娘がいる。
小林高子:人事部に所属する30代後半の女性社員。面倒見が良く、社員に慕われている。上田の大学時代の先輩。

臭すぎる営業社員に耐えかね
上司に訴える

「課長!もう下山さんの臭いに耐えられません!!席替えしてください!!」

 外出先から戻った上田は、部下の聡美が突然ヒステリックに訴えてきたので、驚いた。課長が戻って来る直前まで、営業社員の下山とやり合っていたらしい。

「前から何度も『身なりに気を使ってください』って言っているのに、『いちいちうるさいな』と反発するばかりで全く取り合ってくれないんです!」