ドイツ銀行はこれまでも数え切れないほどの経営再建策を発表してきたが、7日に公表した最新の再建策は、ついに魔法の効果をもたらすものとなるかもしれない。経営幹部らは、人員を1万8000人削減し、2880億ユーロ(約35兆1000億円)の資産をバッドバンク(不良資産の管理機関)に移管して処理を進め、国際的な投資銀行業務から撤退することで、ドイツ銀行を救うことができると期待している。  これらの措置に対する評価は投資家に任せようと思う。