◎口座別返済予定表を作成しよう |
複数の銀行から何口もの借入金があり、証書借入とか手形借入があったりすると、毎月の返済額がいくらで、借入金残高がどれだけあるのかわからなくなってしまい、資金繰りが煩わしくなってしまいます。また、融資の申し込みをするときに、銀行の担当者から毎月の返済額と借入金残高を質問されて、答えられないというのでは困ってしまいます。
そこで、右図のような借入金の口座別返済予定表を作っておくと役に立ちます。
この表のポイントは、借入金の明細を一覧表にまとめることと、口座別に毎月の返済額を記録して月間の返済合計額を算出しておくことにあります。借入金の明細としては、銀行名、融資番号、利率、借入日、完済日、借入額、毎月の返済日などを記録しておきます。
このような表を作っておけば、返済を忘れることもありませんし、資金繰り表の財務・借入金返済の欄の明細にもなります。また、融資担当者からの信用も高まるでしょう。