米国防総省は、メキシコ国境に兵士2100人超を追加派遣する。複数の当局者が17日、明らかにした。米南部の国境地帯への派兵数は州兵などを含めて計6000人超になる見込みという。関係者によると、リチャード・スペンサー国防長官代行は16日、最大1000人のテキサス州兵を9月まで南部国境に追加派遣することを承認した。テキサス州ドナとトーニローにある仮設の移民収容施設で税関・国境警備局(CBP)の当局者らを支援する。ただ国防総省は、移民を監視するのは国土安全保障省の法執行担当者であり、テキサス州兵ではないと説明している。同省は発表文で、派遣される州兵1000人のうち約750人は移民収容施設でCBPの活動を支援し、残りの250人は国境検問所での治安強化や物流改善に取り組むとしている。
米国防総省、南部国境に2100人増派
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