米スターバックスは世界の店舗でモバイル注文や決済サービスを迅速化するため、デジタル技術を開発する米新興企業「Brightloom(ブライトルーム)」に出資すると発表した。顧客の利便性向上を目指す動きだ。スターバックスは店舗へのブライトルームの技術導入を加速する狙いで、出資に加え取締役1人を送り込む。ブライトルーム(旧eatsa)は2015年創業。ブライトルームはこれに伴い、スターバックスとライセンス契約を結んでいる店舗がスターバックスのモバイル注文や決済、ロイヤルティープログラム、配達注文管理などのシステムを使えるようにする。両社はさらに、独自デジタルプログラムの迅速な導入を目指す外食他社に有料でプラットフォームへのアクセスを提供する予定だという。