女性下着ブランド「ビクトリアズ・シークレット」などを展開する米エル・ブランズは、米資産家ジェフリー・エプスタイン被告の社内での役割について、同社の取締役会が外部の弁護士事務所に調査を委託したと明らかにした。同被告は、未成年者の性的人身売買に関わったとして起訴されている。エプスタイン被告は、エル・ブランズのレスリー・ウェクスナー最高経営責任者(CEO)の資産運用を約20年担当していた。元幹部らによると、同被告は自身もビジネスに関わり、同社から飛行機を1000万ドルで購入。またビクトリアズ・シークレットのモデル候補の女性についても助言しようとしていたという。エプスタイン被告は未成年者の性的人身売買に関わったとしてニューヨークで起訴されたが、同被告は否認している。ウェクスナーCEOは、同被告が行ったされる犯罪行為は知らないとし、12年近く前に関係を断ったと述べている。