アキラは、リーダータイプのアズサにアオイに好意を持っていることを伝えたら、今後2人の仲が進展するかもしれないと考え、アオイのことが好きだとアズサに打ち明けました。するとアズサは、「うまくいくように仲取りもってあげるよ」と言ってくれたそうです。

 しかし、アズサは「私にもイケメンの男性を紹介してほしい」という条件をつけてきました。その後、アキラが何人かイケメンの友達を紹介したものの、イケメンが他の女性と話をするとアズサは嫉妬し、次第に女の子たちがアズサに気を使うようになり、ゲストで来た男性たちはうんざりしてしまうという構図になっていきました。

 アキラが、アズサ抜きで遊ぼうとさりげなくアオイにコンタクトをとると「アズサ抜きで遊んだのがばれると後が怖いから」と言い、アオイと遊ぶときは常にアズサがついてきました。アオイは絶対にアズサを悪く言いませんでした。

 カナはアズサのことが好きではないけど、アオイとは同い歳で仲が良く、アキラの後輩シンタロウのことが好きだったのでアキラも応援していました。アズサもそのことを知っているのにシンタロウにちょっかいを出す…。こんな日々が2年間ぐらい続いてました。

 食事に行くと最初は割り勘だったのに、アズサが「アオイの食事はおごった方が良いよ」と言い出しただけでなく、「次、ボーナス出たら返済するから」と自分の分までも毎回アキラが立て替えることになっていきました。2年間でアズサの食事代の立て替え分は28万円、アオイの分も足すと倍の56万円になっていました。アキラは深夜バイトで得た給料もつぎ込んでいたのです。

 アキラはアズサに不信感を持ち始めていました。そしてボーナスの時期がきても、アズサは「会社のシステムがエラーして」などと言い、一向にアキラにお金を返す様子はありませんでした。

自分だけに明かされた
好きな女の子の秘密

 そんなある日、アキラはアズサ、アオイと千葉に遊びに行きました。気付くと終電もなくなっており、アズサから「今日ウチに泊まっていきなよ」と言われ、アキラとアオイは泊まることになりました。アオイはよく泊まりに来ているようで、アズサのお母さんとも仲が良く「ママ」と呼んでいました。