米アマゾン・ドット・コムのジェフ・ブラックバーン上級副社長が、1年間の長期休暇を2020年に取得することが分かった。ブラックバーン氏は、アマゾンのエンターテインメント事業や営業開発、広告事業の責任者を務めており、テレビ番組や映画の製作・配信などを行う「アマゾン・スタジオ」や動画配信サービス「プライム・ビデオ」、音楽に加え、M&A(合併・買収)、広告などを担当している。アマゾンに入社して20年超になるブラックバーン氏は、ジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)の側近の1人。同社の最高幹部で構成される「Sチーム」のメンバーでもある。31日に一部のアマゾン従業員向けに送られた電子メールによると、ブラックバーン氏は、2020年に1年間のサバティカル休暇を取得し21年に復帰する予定。