アマゾン・ドット・コムは、あなたの買い物の半分以上を扱っているかもしれないが、不動産に関しては他社に任せるようだ。同社は先週、全米最大の不動産仲介会社リアロジー・ホールディングスとの提携を発表した。アマゾンのプラットフォームは住宅購入を希望する消費者に、コールドウェルバンカーやセンチュリー21といったリアロジー傘下のブランドを紹介することになる。発表はやや大げさだったが、アマゾンが不動産業界に乗り出すわけではなく、ましてやジロー・グループやレッドフィンのような業者と競うのでもない。両社の新たなプログラム「ターンキー」を通じて住宅を購入した利用者には、最大5000ドル(約55万円)相当の住宅機器・サービスをアマゾンから受け取る資格が与えられる。これはリアロジーの負担だ。
アマゾン「不動産」事業、売るのは家の中身
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