わからない問題は
解答を見ながら解いていく

 次に「(2)問題を解く前に解答を見る」について。これは、ミニマム勉強法のポイントだといえます。

 問題集をバラして心の負担を減らしても、実際に解き始めると、やはり大変だとわかります。テキストをろくに読まずに問題に取りかかるのですから、たった1問に何十分もかかったりします。答えの糸口もつかめず、チンプンカンプンで手の施しようがないことも多いでしょう。

 しかし、一方で試験が迫っており、テキストを理解し直すことはもうできません。そこで役立つのが、解答集なのです。わからない問題は、解答を見ながら解いていくようにします。

 漫然と解答に助けを求めるのではなく、問題の頭に、次のように■印と□印をつけていくのがコツになります。

*解答を見ずに解けた問題には■印をつける

*解答を見て「わかった。もう自分で解ける」となった問題には■印をつける

*解答を見ても「わからない。まだ自分では解けない」問題には□印をつける

 日を置いて、□印の問題だけを再度解いてみて「わかった」となれば、□を■に塗りつぶします。

 これをくり返すのです。時間がないとはいえ、たった1冊の問題集ですから、試験までになんとか4~5回はくり返せるでしょう。

 最初の1~3回くらいは、□がついた問題が多く、あせりを覚えることもあります。しかし、4回目あたりから、■に塗りつぶせる問題が急速に増えていくものです。

 あせりが急速に薄れ、逆に達成感が湧くようになります。それは、合格への戦闘力がついたサインです。