フィリピン警察は、米銃乱射事件の容疑者が犯行声明を投稿していたとされるネット掲示板「8チャンネル」について、調査を開始したと明らかにした。現所有者である米国人ジム・ワトキンス氏はフィリピン在住で、例外なき言論の自由を掲げる8チャンネルを巡っては、銃乱射事件の背後にある極右思想の温床になっているとの疑いが出ている。  調査はまだ初期段階で、8チャンネルと所有者のワトキンス氏が投稿内容の抑制を怠っていたかどうかを調べるとしている。  8チャンネルは多数の犠牲者を出したテキサス州エルパソの銃乱射事件の容疑者が犯行声明を投稿していたとされる。