「Dear Mr. Mike Davis.」このひと言で、あなたは信頼を失います。

外資系企業で役員秘書を18年経験したプロフェッショナルが、ネイティブにほめられるワンランク上の英語を語る! 「できません」「わかりません」と言えないハードな仕事から学んだ、ネイティブに一目置かれる英語とは?

ハイクラス英文法、電話、来客対応、メール、パンクチュエーション、ビジネス英単語etc。

最新刊『ネイティブにほめられる英語』の著者である西真理子氏が、そのエッセンスをやさしく語ります。

わからなかったら、聞き返す!

 電話では、話すことばかりに集中しないで、聞くことにも集中してください。聞き返すときは、相手の言っていることを語尾を上げて繰り返せば、そのまま質問として認識してもらえます。例を挙げましょう。

I would like to let you know the meeting venue will be Imperial Hotel.

 このような電話を受けたとき「venue(ベニュー)」の意味がわからなかったとします(「ベニュー」という音は聞きとれたとします)。そのときは申し訳なさそうに、

Ah sorry, you mean ベニュー?(語尾を上げて)

 こう聞き返します。そうすれば相手は「あっvenueがわからないのかな」と気づいてくれ、「a meeting place(会場)のことですよ」と言い換えてくれるでしょう。

 もし気づいてくれないようでしたら、「Sorry, what does ベニュー mean?」と聞きましょう。恥ずかしいことなどありません。わからないまま話を続けて、勘違いすることのほうが危険です。

 15(fifteen)と50(fifty)、canとcanʼtも間違えやすいです。確認するには、日本語同様「1-5ですか? それとも5-0ですか?(Is it one-five or five-zero?)」と聞けばよいですし、canとcanʼtは「You cannot (キャナット)attend it? or can attend it?」とcannotのnotを強く言ってください。

 先方がI lost the mail you sent me two weeks ago! と言っていて、前半部分しか聞きとれなかった場合にはYou lost what?(何をなくしましたか?)という返し方もあります。

 わからないことは必ず聞き返しましょう。便利な表現を紹介します。