【テルアビブ】イスラエルが自国のパレスチナ政策に批判的な米議員2人の入国を拒否していた問題で、同国は16日、ヨルダン川西岸に住む祖母を訪問するラシーダ・トレイブ下院議員の入国を認めた。  イスラエルは両議員の入国を先月認めていたが、ドナルド・トランプ大統領が反対するツイートを発した後で突然、姿勢を転換していた。  イスラエル内務省によれば、トレイブ議員は訪問中は同国に対するボイコットを推進せず、規制を尊重することを書簡で約束した。18日に入国する予定だ。  同省はトレイブ議員の訪問を、90歳の祖母と再会するための「人道的訪問」だとしている。