米ネット小売り大手アマゾン・ドット・コムを利用する数百万人の消費者の多くにとって、アマゾンはありとあらゆる商品を扱う大型店で、掲載される商品は十分に安全だと考えている。だが実のところ、アマゾンはますますフリーマーケットの様相を強めている。出店業者が販売する多数の商品に対する監視の目は行き届いていない。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)がアマゾンサイトの販売商品を分析したところ、4152点の商品で問題が見つかった。これには、連邦当局が安全ではないと指摘、もしくは禁止している商品や、不正表示されている商品などが含まれる。このうちおもちゃや医薬品として販売されている2000点以上は、子供の健康リスクに対する注意書きがが欠落していた。