中国で自由主義経済を主張する独立系シンクタンクの天則経済研究所(ユニルール)は26日、政府からの圧力により閉鎖すると明らかにした。発表文によると、同研究所が規則に違反したとして北京市政府が閉鎖命令を出した。裁判所に異議申し立てをする構えだが、研究所としての活動は控えるとしている。多くの死傷者が出た天安門事件(1989年)の後、天則経済研究所は1993年、鄧小平氏の市場経済を重視した改革開放路線に乗って、中国で経済自由化と民主主義を促進するために設立された。研究所の活動は共産党の主義と対立することも多く、習近平氏が指導者となり権威主義的な傾向を強めて以降、対立は激しさを増した。天則経済研究所はこの2年間、立ち退きのほか、ウェブサイトやソーシャルメディアのアカウント閉鎖に追い込まれていた。
中国の独立系シンクタンクが閉鎖 経済自由化を促進
有料会員限定
あなたにおすすめ