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近年、ひそかにブームになりつつある「哲学」。関連書籍や、一つのテーマについて複数人で語り合う「哲学カフェ」も話題となっています。たしかに、大きな悩みや問題に直面したとき、哲学者や思想家たちが残した金言は、これからどう行動すべきかの指針となり得るでしょう。そこで今回は晴山陽一氏の『いまを乗り越える 哲学のすごい言葉』(青春出版社)から、古今東西の哲学者たちが残した数々の金言の中から、現代に生きる人たちの背中を押してくれるようなものを紹介します。

 世界を動かそうとする者は、まず自分から動かなくてはならない。(ソクラテス)

 古代ギリシャの哲学者で有名なソクラテスの言葉です。アテネの市民だったソクラテスの行動基準は、常にグローバルスタンダード。私利私欲からでも、自分の党派のためでもなく、いつも世界に恥じない行為を心がけていました。彼は、裁判所の判決に従って毒杯を仰いで死にましたが、心は常に世界を見ていました。

「心が変われば、行動が変わる。行動が変われば、習慣が変わる。習慣が変われば、人格が変わる。人格が変われば、運命が変わる」(ジェームズ)

 この言葉を残したアメリカの哲学者、ウィリアム・ジェームズは哲学者であると同時に、卓越した心理学者でした。この言葉は、ヒンズー教の教えをベースにしているといわれています。もう一つジェームズの言葉をご紹介しましょう。