サウジアラビア国営石油会社サウジアラムコが新規株式公開(IPO)を2段階に分けて実施する案を検討している。年内に一部株式をサウジ国内の証券取引所に上場した後、来年または再来年に外国市場に上場する案だ。アドバイザーや関係者によれば、アラムコは東京を2番目の上場先にする計画に傾いている。ロンドンと香港は、英国と中国の政治情勢を巡る不確実性で魅力が薄れているという。