2020年の米大統領選を目指す民主党候補者による9月12日の討論会は、有力候補が一堂に会する初の機会となる。来年11月の本選で現職ドナルド・トランプ大統領と対決する公算の最も大きい4候補が注目されている。今回の討論会は1夜のみで、参加者は厳しい基準で10人に絞られた。カマラ・ハリス上院議員は初めてエリザベス・ウォーレン、エイミー・クロブシャー両上院議員と対決する。バーニー・サンダース上院議員がコリー・ブッカー上院議員(ニュージャージー州)と同じ檀上に立つのも初めてだ。ウォーレン氏は討論会では初めて、ジョー・バイデン前副大統領と顔を合わせる。現在、世論調査でリードしているのはバイデン氏、ハリス氏、サンダース氏、ウォーレン氏の4人だ。