友人の配偶者や恋人だからといって、友人と同じような人間であるとは限らない。「友人のパートナーだからまともな人に決まっている」と考えるのは早計だ。今回、20~40代男女が、「明らかにヤバい人だった」「自分のパートナーだったら最悪だ」と感じる「友人のモンスター配偶者・恋人」の事例を集めた。(取材・文/フリーライター 池田園子)
友人の配偶者・恋人がモンスターだと
私たちと友人との関係も危うくなる
恋人ができたり、結婚したりと、人生のパートナーを得てから「変わる」人がいる。もっと正確に言葉を選んで言うと、「恋人なり配偶者なりによって変えられる」といったところだろうか。大体、その恋人や配偶者がパンチの効いた人物であることが多い。
例えば、「彼氏ができた途端、彼氏の束縛が激しくなり、夜飲みに行くことができなくなった女友達」「結婚した途端、妻が同性の友人との付き合いも制限するようになった男友達」などが、これまでの人生にいなかっただろうか。パートナーの生活に介入し、口を出す人間は一定数存在する。
恋人や配偶者は自分の「所有物」でないにもかかわらず、あたかも自分が自由にできるモノのように扱うのである。そうなると、私たちは友人との関係を断たれたり、友人との関係が以前とは異なるものになったりして、実害を受けることも……。
筆者は、これまでダイヤモンド・オンラインで、「モンスター○○」を度々取り上げ、実録として紹介してきた。今回は、「友人のモンスター配偶者・恋人」の事例を20~40代男女に聞いて集めてみた。皆さんはこんな人々に遭遇したことはないだろうか。