その中で積水化学は、新たな機能を付加した最先端の技術開発まで行うわけである。足元では液晶のみならず、折り曲げたり丸めたりできる有機EL向けシール剤の開発にも乗り出している。顧客情報を収集して「痒い所に手が届く製品」を提案し続けられる、クレイジーなほどの根気がなければ成り立たない商売だ。