成功している人に共通する特徴に「自己肯定感が高さ」が挙げられる。なぜ、自己肯定感が高いと成功できるのか――。「日本一自己肯定感の高い不動産投資家」と呼ばれ、『手取り17万円の勤め人が「僕ちゃん天才」と言い始めたら年2400万円稼げた超成功法則』を上梓したポール氏に、自己肯定感と成功の関係を聞く。
人を突き動かす
「自己肯定感」とは何か?
みなさんは自己肯定感という言葉を知っていますか?
僕がかつて所属していた児童養護施設業界、精神福祉業界ではよく使われる言葉です。最近はメジャーになりつつあり、書店でもよく目にするようになってきました。
簡単に言うと、自己肯定感とは、「自分はありのままでいいんだ」「自分は生きているだけで価値がある」という感覚のようなものです。
自己肯定感が高い低い、強い弱いなどと表現します。
「生きているだけで価値がある」という感覚なので、何かを達成したり、何かを成し遂げたりして身につけることもできますが、単純にそれだけではありません。
自己肯定感が高い人は、「自分は生きているだけで価値がある。だから、自分にはなんだってできる」と考えるので、なんにでもチャレンジしていき、自分はどんどん幸せになっていいと思っています。
一方、自己肯定感が低いと、何かを達成しても「今回うまくいったけど、次は失敗するんじゃないか。たまたまじゃないか。ほかの人はもっとうまくやっているんじゃないか。それと比べると、全然ダメだ」と考えてしまい、いつまでたっても幸せを感じることができません。