自己肯定感が高いと、
どうなるのか

 はっきり言えるのは、「幸せな人生を送るために一番必要なものは自己肯定感である」ということです。

 僕は「日本一自己肯定感の高い不動産投資家」と呼ばれていますが、本当に毎日生きているだけで楽しいです。とてもバカっぽい発言ですが、まわりのみんなにも「毎日、楽しそうでうらやましい」とよく言われます。

 実際に、毎日、嫌なことが起きません

 正確に言うと、どんなことが起きても「嫌だと思わない」のです。

 よく「自己肯定感ってポジティブのことでしょう?」と聞く人がいますが、そうではありません。

 ポジティブというのは、自己肯定感の土台の上に乗っかっているものです。自己肯定感があるから、ポジティブな考え方が自然にできて、ますます楽しくなっていきます。

 この土台がない、つまり自己否定感の強い人は、自己啓発本などを読んで一時的にポジティブな考え方を身につけたとしても、長続きしません。

 そのうち、「どうせ自分には無理だ」「あの人は特別なんだ。自分にはできない」と、自分を否定する自分に戻ってしまいます。「ポジティブにならなきゃ」と無理をして自分を苦しめることになるかもしれません。

 でも、自己肯定感が高い人は、ニュートラルな状態が「俺は運がいいよなあ」「トラブルがあってもどうせ解決できる」という思考なので、一時的に落ち込むことがあったとしても、すぐに「今日も楽しいなあ」という状態に戻れます