米食品医薬品局(FDA)は13日、胸やけ用の薬として知られる「ザンタック」(一般名ラニチジン)について、発がん性が疑われる物質が関連商品で微量に見つかったと発表した。ザンタックは市販薬として売られ、さまざまな後発薬も販売されている。問題となっている物質はNDMAとして知られる。FDAでは微量のNDMAが患者に危険をもたらすかどうかを調べているとしている。ザンタックはフランスの製薬大手サノフィが販売する。FDAでは、大量のNDMAは危険をもたらす可能性があるものの、今回試験で見つかった量は普通の食べ物に含まれるレベルを大きく超えるほどではないとしている。
胸やけ薬「ザンタック」、発がん性物質と関連か
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