• 投資家の信頼失うタペストリー• 投資家の信頼失うタペストリーファッションの愛好家は、ケイト・スペードのブランドが流行遅れになったかどうかを議論できるが、親会社のタペストリー(TPR)がそうなったことに疑いの余地はない。小売株が荒れた年とはいえ、コーチ、ケイト・スペード、スチュアート・ワイツマンといったブランドを保有する持ち株会社のタペストリーは、ハズレ株として際立っている。同社の株価は2019年に25%下落し、最近では25.5ドルとなっている。この数週間は特に悲惨で、2020年度の利益が従来予想の2桁成長ではなく横ばいになると述べた結果、株価は8月15日に22%下落し、今月には、取締役会は最高経営責任者(CEO)をビクター・ルイス氏から会長のジデ・ザイトリン氏に交代させた。今後4四半期の予想1株当たり利益(EPS)に対する株価収益率(PER)は10倍弱で、投資家の信頼を失っている。
【バロンズ】コーチ親会社タペストリー復活に期待
ケイト・スペードの復活がカギ握る
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