右 ソックス3300円(ソッツィ/ストラスブルゴ TEL 0120-383-563) スーツ3万8000円(ザ・スーツカンパニー/ザ・スーツカンパニー 銀座本店 TEL 03-3562-7637) 靴12万5000円(エンツォボナフェ/ビームス 六本木ヒルズ TEL 03-5775-1623) Masafumi Tanida (CaNN)
「ファッションは足元から」とはよく言ったものですが、いかに上半身をカッコよく取りつくろっても足元をおろそかにすれば、たちまち(まさに)足をすくわれてしまいます。ソックスや靴、そしてベルトひとつ取っても、相手にスキを与えない装いが「仕事のデキる男」と見られる第一歩となるでしょう。
正統派のソックスは無地の薄手リブ生地で決まり!
スーツやVゾーンが「完璧にできた」と思ったのなら、その余裕を利用して、ここのことも忘れてはいけません。こことは…テーブルの下のこと。昨今はきちんと本格ドレスシューズを合わせる人も増えてきました。しかし、ミスチョイスな靴下やノーソックス(素足)により、スタイル全体が台ナシにしてしまっている人も中には…。
分厚い白のスポーツソックスや主張の強すぎるカラーソックスなどは、カジュアルなシーンで着用すべきもの。正しくはスーツやシューズに合わせた落ち着いたカラーに加え、脚を組んでもスネ毛がのぞかない膝下丈のホーズをチョイスするといいでしょう。
スーツが灰や紺、もしくは靴が黒の場合は、黒や紺のホーズと呼ばれる靴下を選ぶべきなのです。靴が茶の場合は、同系色のホーズをチョイスすると美しくまとまるでしょう。
大事なのは薄手の膝下丈であること。かがんだり足を組んでもすね毛が見えない長めの丈を選んでくさだい。