小物でありながら、装いを大きく左右する「ベルト」。服のベルトはもちろん、時計のベルトも正しい選び方をお伝えします。(ファッションスタイリストジャパン代表取締役 西岡慎也)

ベルトで使うべきは
「真ん中の穴」だけ!

小物ながら、スタイルをグッと引き締める役割を持っている重要アイテム。ベルトを選ぶ際に重要なのは太さでも、デザインや色でもなく、「長さ」です

 ファッションアイテムにはいろいろなアイテムがあります。ジャケット、シャツ、パンツ、シューズ。小物では、メガネ、時計、ベルト、ソックス、バッグなどがありますね。今回は、これらの中でも後回しにしがちなベルトのお話です。

 小物ながら、皆さまのスタイルをグッと引き締めてくれる重要アイテムであるベルト。ベルトの大切なポイントは、太さでもデザインや色でもなく、実は「長さ」です。長すぎると伸びてだらしない印象に、短すぎると長さが足りず、間の抜けた印象になってしまいます。ただ、ベルトの穴が複数あると、どこで留めるか迷いますね。いったい、ベルトの長さはどのくらいが最適なのでしょうか?

 まず、先端から1つ目で留めてしまうと、余りの部分が短すぎて不格好です。一方、身体に近い方から1つ目で留めてしまうのも余りの部分が長すぎて、やはり見た目に不格好です。さらには、ジャケットが引っ掛かってめくれ上がってしまったり、腕やカバンが引っ掛かるなど、機能的にも弊害があります。見た目にも実用的にも、いいことなしです。

 では、どこで留めればいいのでしょうか? それは穴の数に関係なく、真ん中の穴で留めることなのです。長さのバランスが最適になり、見た目もスマートな印象になります。機能的にも左右の穴の数に余裕ができるため、サイズの増減にも対応できる余力が残ります。

 多くのベルトは5個や3個の穴が開いており、切って調節できます。使うのは真ん中の穴だけにしましょう。今日からお手持ちのベルトも、真ん中の穴を使ってみてください。スタイリングをグッと引き締めてくれますよ。