米アマゾン・ドット・コムは配送トラック用として10万台の電気自動車(EV)を購入する計画だ。環境への影響を巡る批判に直面する中、二酸化炭素(CO2)の排出量削減を目指す。ジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)は19日、米首都ワシントンのナショナル・プレスクラブで全社を挙げた環境対策について語ったが、EV購入もその一環となる。同社は2040年までにCO2排出量を実質的にゼロにする「カーボンニュートラル」を実現し、パリ協定の目標を10年早く達成する計画を掲げているという。アマゾンはデトロイト郊外の新興EVトラックメーカー、リビアン・オートモーティブにEVを発注する。21年にEVでの顧客への小包配送を開始する。早ければ22年中に1万台を導入し、30年には10万台全てを活用する予定。
アマゾン、配送トラック用にEV10万台導入へ 温暖化対策の一環
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